私たちは行動を起こします。
今日、環境問題を取り組むということにおいて。とりわけ、地球温暖化はすべての産業に共通する最優先事項です。
CO2排出量削減、海洋汚染防止、生物種の移動防止など、造船分野での環境負荷低減のための規制はますます厳しくなってきています。
そのため、多くの海運・造船会社では、CO2排出量を削減する「エコシップ」の開発を早急に推進しています。
マリンペイントメーカーである私たちも、先進技術を駆使し燃費向上に貢献する製品の供給を加速させる必要があります。
日本ペイントマリンの研究開発本部は、蓄積された豊富な基礎研究データを活用しています。
私たちは、コンプライアンスを超えて、革新的で環境に優しい技術を開発することを目指しています。
水、エネルギー、原材料などの資源を有効に活用し、地球環境への影響を緩和し、環境汚染を防止することは、企業の持続可能性を確保するために不可欠な行動であると考えています。この信念のもと、革新的な技術を積極的に展開することで、さまざまな取り組みを進め、持続可能な事業を構築していきます。
2021年4月。日本ペイントマリンの防汚剤フリー船底防汚塗料アクアテラスは、GREEN4SEA AWARDSでTECHNOLOGY AWARDを受賞しました。
アクアテラスは、重金属、有効成分 を含まない、海洋環境に優しい配合の世界初の防汚剤フリー自己研磨型の防汚塗料です。さらに、この製品は船体の総抵抗を最大10%削減できるため、CO2排出量の削減に貢献します。
アクアテラスは、環境配慮に取り組む海運会社の船に適用され、海と空の美化を図ります。
2021年1月。日本ペイントマリンは、初めてナノドメイン技術を採用した次世代加水分解型船底防汚塗料FASTARを市場導入しました。 FASTARの表面制御技術により、従来よりはるかに薄い塗膜で船体を防汚から守ることができます。
Precise – Predictable – Performance.
一歩先へ
日本ペイントマリンの低摩擦型防汚塗料は、2007年に世界初の製品「LF-Sea」を開発したのが始まりです。
2013年には、進化した船底用超低燃費防汚塗料「A-LF-Sea」を発売しました。 これらの製品により、世界の海運で排出されるCO2を削減しています。 また、ハイドロゲルを用いた独自の低摩擦技術「ウォータートラッピング技術」は、CO2削減に貢献したとして、2019年 環境大臣賞を受賞しました。2021年後半現在、当社の低摩擦型防汚塗料は4,000隻以上の船舶に使用されています。
日本ペイントマリンは、防汚と安全性の向上に重点を置き、人と環境にやさしい製品の開発に取り組んでいます。私たちは他の企業よりも早く海洋汚染問題に注視し、1990年に錫を含まない加水分解型防汚塗料を開発しました。
気候変動が私たちの日常生活に与える影響は年々高まっています。当社会グループは、気候条件の変化によってもたらされるビジネスリスクを最小限に抑えながら、GHG排出量を削減することにより、気候変動の影響を軽減するという役割を果たして参ります
私たちの事業の持続可能性は、水やエネルギーなど資源の有効活用と環境汚染の防止にかかっています。当社グループは、製品のライフサイクルを通じてこれらへの対策を行っています
Please wait while you are redirected to the right page...