日本ペイントとして初めて、日本ペイントマリンの防汚塗料アクアテラスがGREEN4SEA TECHNOLOGY AWARDを受賞し、世界初の殺生物剤を含まない船体塗装技術の提供を通じて環境保護に大きく貢献しています。
日本ペイントホールディングス株式会社(本社:東京都中央区、代表執行役員社長兼最高経営責任者:田中正明)は、日本ペイントマリンコーティングス株式会社(NPMC)が受賞したことを発表しました。 SAFETY4SEAが主催する2021年のGREEN4SEAテクノロジーアワード。 これは、日本企業によるGREEN4SEAVIRTUALAWARDSの技術賞の最初の受賞です。
GREEN4SEA VIRTUAL AWARDSは、海洋環境意識を育成、啓蒙、促進するヨーロッパの非営利団体であるSAFETY4SEAが主催する環境賞プログラムです。 アワードプログラムには7つのカテゴリーがあり、NPMCのAQUATERRAS防汚塗料がノミネートされ、GREEN4SEAテクノロジーアワードを受賞しました。 AQUATERRASは、環境保護に大きく貢献する殺生物剤を使用しない技術で高い評価を受けました。
AQUATERRASは、殺生物性の強い顔料、有効成分、シリコーンを含まない、海洋環境に優しい配合の世界初の殺生物剤を含まない自己研磨性防汚塗料です。 さらに、この製品は船体の総抵抗を最大10%削減できるため、船舶の燃料効率の向上とCO2排出量の削減に貢献します。 この革新的な技術は、効率的で環境に配慮した船舶運航を実現する能力で世界的に高く評価されています。
NPMCの白畑誠一郎社長は、受賞歴についてコメントし、「日本ペイントグループの目的声明では、「サイエンス+イマジネーションの力で生きる世界を豊かにする」を目標としています。 これは、私たちの技術力と無限の想像力を利用して世界をより良く持続可能なものにし、社会の富の増加に貢献するという私たちのコミットメントを表しています。 今後も日本ペイントグループの一員として、SDGsやESGを反映した経営を行い、社会問題の解決を目指して世界をリードする技術を開発していきます。」
NPMCは、快適で効率的な船舶運航を常にサポートできる船体塗装製品の研究開発を通じて、社会が直面する環境問題に引き続き取り組んでいきます。